『まだ東京で消耗してるの?~サラリーマンのブログが超つまらない理由:あるいは資本主義の攻略法』を読んでショックを受けた話

 

「あー、くやしいなァ」

「どうしたんですか、ウリモトさん。珍しく憤っていますね。いつもメソメソ悲嘆にくれているのに」

「…アフィリエさんはいつも通り一言多いですね。…いや、今日はそんなことはどうでもいい」

「いったい何があったんですか?」

「これを読んだんです」

 

まだ東京で消耗してるの?サラリーマンのブログが超つまらない理由:あるいは資本主義の攻略法。

 

「これは…イケダハヤトさんのブログですね。『サラリーマンのブログが超つまらない理由』…あら!」

「たまたま昨日見つけたんです。私もサラリーマンですからね」

「おまけにブログもつまらないときてる」

「…また…アフィリエさんは私を応援してくれているんですか、それともこき下ろそうとしているんですか?」

「そりゃもちろん応援です」

「そうは思えませんが…まあ、いいです。で、この記事を読んだんです。読んですごいショックを受けました」

「ショック?」

「ええ」

「何が書いてあったんですか?」

「この記事には『サラリーマンのブログがつまらない理由』としていくつかの原因が書かれています」

 

1.サラリーマンは『守るもの』があります。だからつまらない。

2.変化が遅すぎる。

3.みんなと同じようなことしか書けない

4.応援したくならない

 

「へぇ~」

「へぇ~、じゃないですよ。私はこれを読んで昨日の夜眠れなかったですよ。朝だって早くから目が覚めちゃうし」

「あら、ウリモトさん、最近年のせいか夜中や朝方トイレに行きたくなって目が覚めるって言ってませんでした?」

「…ま、まあ、それも言ってたかもしれませんけど…でも今日のはそれとは違うんです。それよりアフィリエさんもちょっと読んでみてくださいよ」

「もう読みました」

「え?もう?」

「私は読むのは早いんです。ウリモトさんはこれのどこにショックを受けたんですか?」

「どこもかしこもですよ。例えばここ。『八方美人で笑いを取る、役に立つノウハウ記事を書く…という世界はもうレッドオーシャンなのですよ』という箇所です」

「ふーん」

「ふーん、じゃないですよ。だって私は今、どうしたら人の役に立つ記事を書けるのか、ってそれで悩んでいるんですよ?前回の記事がそのまんまじゃないですか。人の役に立つ記事を書きたいと思って悩んでいるのに『もうそんな記事はレッドオーシャンだ』なんて言われたらショックじゃないですか。それって、もうそんな記事を書いてもしょうがないですよ、って意味ですよね?」

「うーん…」

「『変化が遅すぎる』にしたってそうです。サラリーマンブロガーは『1日に1時間しかバットを振らない』と指摘されていますがそりゃ確かにそうです。仕事がありますからね。でも私だってできることなら1日に10時間バットを振りたい。1日に3つも4つも――ちなみにイケダハヤトさんは15記事書くそうですが――書きたい。でも時間も限られているし、当然日中の疲れもあるから1日1記事も書けません。それに書いても誰も来てくれません。気持ちはめげそうになります。それでも気持ちをふりしぼって書いているんです。それなのに、『まだそんなことやってるの?』なんて言われても…」

「これは別にウリモトさんに言ったわけじゃないと思いますけど。オウンドメディアに代表される企業の作るブログに対してじゃないですか?」

「でも同じことです。きっと今私がやっていることは化石のようなことなんです」

「シーラカンス?」

「…それは生きた化石です」

「でもこんなことも書いてありますよ?『変化しなければ、成長しなければ、面白くないのです』逆に言えば変化して、成長していけば面白くなるってことじゃないかしら?ウリモトさんが変化していけばいいんじゃないですか、フリーザみたいに」

「フリーザじゃ最後にヤラれてしまうじゃないですか…というかアフィリエさん、『ドラゴンボール』知ってるんですか?」

「もちろん!大好きでしたからね」

「へぇ~、意外」

「だからウリモトさんが成長していけばいいと言ってくれてると考えたらいいんじゃないかしら?」

「そりゃ成長したいのはやまやまですけどね。でも成長の仕方が分からない」

「困りましたね」

「まだあるんです。『あなたの生き方が保守的で大衆的でつまらなければ、どれだけ技巧を凝らしても、ブログは面白くなりません』、これもガックリきました。だって私の生き方といえば保守的で大衆的で…」

「おまけにケチで悲観的で潔癖症ときてる」

「…ほっといてください…っていうか何で潔癖症のこと知っているんですか?」

「見ていれば分かります」

「…それはともかく、イケダハヤトさんは『クリエイターになりたければ、まずは環境を選べ』と言います。でもそんなこと、今さらできないじゃないですか」

48歳ですもんね」

「ええ。年もさることながらあと、家族もいます。家の中では干されたような立場に甘んじていますが(涙)それでも今の給料がなくては生活ができなくなる。若い独身の人のように会社を辞めてプロブロガーを宣言する、なんてことできないのです」

「貯えもないですしね」

「…余計なお世話です。それに私が納得できないのは『サラリーマンなんて無数にいるんです、この日本において』というところ。そりゃいますよ。電車の中も駅も街もサラリーマンだらけです。もちろん女性も含めて。ある意味、世の中はサラリーマンがいるから生活が成り立っているんです。公共の施設だって民間のお店だって、建設業だって小売業だって飲食業だってサービス業だって、みんな広い意味でのサラリーマン、つまり会社勤めの人がいるから成り立っているんです。それは分かりますよね?」

「ええ」

「でもその中の人にもブログを書きたいと思う人がいる。イケダハヤトさんの本を読んでブログに挑戦したみようと思う人がいる。イケダハヤトさんのブログを読む人がいる。みんなつながっているんです

「はい」

「イケダハヤトさんのブログだってサラリーマンの人が読んでいるに違いないんです。こんなブログを書いてみたい。こんな風になってみたいって」

「ウリモトさんのように」

「そう、床の隅っこの埃のような私のように。…それなのに、この記事を読むと、サラリーマンはブログ書いてもつまらないものしか書けないんだからやめたほうがいい、って、そう読めてしまうんです。アフィリエさんはそう思いませんか?」

「うーん…私はこれはさっきも言ったように企業の作るブログを主眼において書かれているような気もしますが。サラリーマン個人に対して言っているわけじゃないかなと」

「でも1日に1記事も書けなくて、変化が遅いっていうのは個人にだってあてはまりますよね。だから同じことですよ」

「…」

「とにかく私はすごくショックでした。だってそうでしょう。私はこの本を参考にしてブログを書いているんですよ」

 

 

「世界一やさしいアフィリエイトの教科書」

 

 

「これは…」

「そうです。このブログの最初のほうでとりあげた本です。染谷さんという方とイケダハヤトさんの共著になっています」

「1章だけイケダハヤトさんが書いていましたね」

「そこもくり返し読みました。少しでも吸収したいと思って。それなのに、それなのに、当のイケダハヤトさんから今回みたいなこと言われたらショックじゃないですか」

「まあ、気持ちは分かります」

「サラリーマンの世界ってガンジガラメなんです。いわゆる人間関係ってやつで。社内だと上司や同僚や後輩、それに部下(私は部下はいませんが)。社外だと取引先やお客様との関係もあります。それぞれが複雑に絡みあっているのです。いろいろなものに縛られて身動きが取れないというのがサラリーマンの社会なんです。でもその中でみんななんとか居場所を見つけて――中には私のように小さい小さい居場所しかない人もいるでしょう。それでも――頑張っているというのが実情なんです。でも限界を感じることがあります。先行きが見えなくなってしまうんです。このままじゃ自分はどうなってしまうんだろうか。ものすごく不安になるんです。なんとかしたい。なんとかしたい。なんとかしたい。その悲痛な思いの中で、ブログに活路を見出したい、この生活から脱却したいと、本当にすがるような思いで取り組んでいるんです。サラリーマンだって必死なんです」

「でも必死に書いても誰も来てくれないと」

「…キツイです、けっこう。そこへ来てこの記事」

「ガックリくるかもしれませんね」

「正直、うちのめされました」

「…で、もうイケダハヤトさんなんかダイキライだと」

「…」

「ブログを読むのもいやだと」

「…」

「おや?そうともいえないみたいですね」

「まあ…ショックだったには違いないのですが、でも実を言うと、逆にナニクソという気持ちにもなりました」

「あら、珍しい。いつもヘコたれるのに」

「こうして自分の気持ちを吐き出したことですっきりした部分もあります。それにここでやめたら元も子もないじゃないですか」

「そうですね」

「1人も訪問者がいないとはいえ、雑記ブログと特化ブログでそれぞれ50記事近く書いたんです。100記事までようやく折り返し地点近くまで来たんです。あと半分なんです。だからやめるわけにはいきません。これくらいのことでやめるわけにはいきません。イケダハヤトさんには奮起のきっかけを与えてくれたと思って頑張ります」

「それが今日の結論ですね」

「そんな大それたものではないですがまだまだ頑張ってみます」

「スーパーサイヤ人になれるよう頑張って下さいね♪」

「オラ、ワクワクしてきただ!笑」

 

 

 

 

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