「アフィリエさん」
「何ですか、あらたまって?」
「わたし決心しました」
「お酒をやめるんですか?」
「違います!」
「じゃあ、毎晩ブログを書きながら、甘いものを食べるのをやめるとか?」
「な、なんで知ってるんですか?」
「ゴミ箱からおまんじゅうやチョコレートの包装紙があふれていましたから」
「あ…」
「あんまり食べ過ぎると糖尿になりますよ。ウリモトさん、もういい年なんだから」
「ほっといてください」
「で?一体何を決心したんです?」
「ブログの記事の数です」
「記事の数?それならこの前年末に決めたじゃないですか?あれはどうなりました?」
「あ…あれは、まだ…未達成というか、その…」
「あの目標ができていないのに今度は何の決心をしたんですか?」
「えー、その…やっぱり言わなきゃよかった…」
「何か言いました?」
「いえ、何にも」
「で?あまりじらすと逆に言いにくくなりますよ?」
「えー、と、実はですね、ブログの記事の数をですね…」
「…先をどうぞ」
「イ、イケダハヤトさんよりですね」
「はい?」
「イケダハヤトさんより…」
「それは今聞きました」
「イケダハヤトさんより…た、たくさん書きます!!」
「………」
「あ、れ?聞こえなかったかナ?」
「聞こえてます」
「あ…なんだ」
「でももう一度言ってもらえませんか?なんだかよく聞き取れなかったみたいなので」
「え?」
「もう一度お願いします」
「はい…ブログの記事を、イケダハヤトさんよりたくさん書きます!!」
「…はい?」
「イケダハヤトさんより記事をいっぱい書きます!」
「…ちょっと、ウリモトさん」
「はあ」
「一体自分が何を言っているか分かっていますか?」
「え?そりゃまあ…」
「いーえ、分かっていません!」
「え?」
「え?じゃないですよ、ウリモトさん。イケダハヤトさんより記事を書きます、って、あの人が一体いくつの記事を書いているか知ってるんですか?二百や三百じゃないことは分かりますよね?!」
「ええ。そりゃ」
「いいえ、分かっていません。千や二千でもないんですよ?一万や二万、下手したら十万の単位まで行ってるかもしれないんですよ?」
「さすがにそれはないでしょう」
「そんなの分からないじゃないですか。それに仮に十万じゃなくても五万だったらどうします?」
「五万…」
「そもそもウリモトさん、今、何記事ですか?このブログでやっと40くらいですよね?3つのブログ全部合わせても140くらいしかないじゃないですか。それでよくそんな大それた…」
「まあ、アフィリエさん、落ち着いて」
「これが落ち着いていられますか。ウリモトさんのほうこそどうかしちゃったんじゃないですか?」
「わたしはまともです」
「イケハヤさんより多く記事を書くなんて言う人のどこがまともなんですか?絶対に無理です、そんなこと」
「無理かなァ?」
「当たり前です!!!」
「うーん…」
「それに仮に、仮にですよ?そんなことは五千%ないですけど、もし仮にそれだけの記事を書けたとしても、内容が伴わないですよ。悪いですけど、イケハヤさんの記事とウリモトさんの記事では月とスッポン。誰もスッポンの記事など見てくれはしません」
「精力つけたい人は見たりして」
「は?」
「あ、いや、何でもないです。今のは失言でした。ゴメンナサイ」
「そんな下卑たことを言ってるようじゃまだまだですね。一生かかってもイケハヤさんには追いつけません」
「でもまあ、目標ですから」
「あまりに高すぎます」
「でもアフィリエさん、以前言ってたじゃないですか。目標はどーん!と大きい方がいいって」
「そりゃ言ったかもしれませんが、この場合は大きすぎます。48歳のウリモトさんが10メートルの棒高跳びに挑むようなものです」
「10メートルですか」
「それにいいですか?イケハヤさんはまだ30代。それに対しウリモトさんは48歳なんですよ?残された時間だって比較にならないじゃないですか」
「まあ、そりゃそうですが」
「そんな実現不可能な目標よりも、この前の目標をまずは達成してください。大きな口を叩くのはそれからです」
「でも…」
「ホラホラ、じゃあ、ここでこの前の目標を見せてあげます」
日付 12/31 1/7 1/14 1/21 1/28
雑記 58 63 68 73 78
特化 52 55 58 61 64
これ 38 45 52 59 66
「う…」
「ホラ、やっぱりそうなるでしょう?今、どんな状況ですか?」
「今は…こんな感じです」
雑記ブログ 63
特化ブログ 53
このブログ 43
「ということは次の14日の締め日までに雑記ブログと特化ブログは5記事づつ、このブログは9記事の合計19記事を書くということですね?」
「じゅ、19記事…」
「当然ですよね?なんてったってイケハヤさんより記事を書くなんて豪語しているウリモトさんのことですからこれくらい『おちゃのこさいさい』ですよね?」
「え?まあ、その…いや、実をいうと昨日くらいから体調がビミョーで…」
「そんな言い訳通りません。這ってでもやってください」
「這ってでも…冗談キツイなァ、アフィリエさん」
「私は冗談は言いません。さあ、今日はあと3記事書くまで寝られませんよ」
「え?でもそろそろフロ入りたいんですが…」
「フロ入らなくても死にません」
「えーっ?誰か助けて…!」


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