「ところでウリモトさん、前回気づいたんですけど、このブログ、アドセンスの広告が貼られてますね?いったいどうしてなんでしょう?」
「そりゃあ、私が貼ったからですよ」
「え?でもアドセンスは審査に通らないと貼れないじゃないですか」
「だから通ったんです」
「え?アドセンスに?」
「そうです」
「ウソ?」
「ウソじゃありません。ホントです」
「いつの間に?」
「通ったのはもうけっこう前です。1ヵ月くらいかな?」
「信じられない…だってウリモトさん、そんなこと一言も言ってませんでしたよ?」
「でも本当なんです」
「ビックリ…どうして黙っていたんですか?」
「どうしてって言っても…このブログで審査が通ったわけじゃないですし」
「え?このブログじゃないんですか?」
「ええ。通ったのは雑記ブログのほうです」
「雑記…あの、1か月以上、1人の訪問者もいないというウリモトさんのお寒い雑記ブログですか?」
「…お寒いは余計です」
「それがよく審査に通りましたね」
「ほっといてください」
「あっさりと通ったんですか、審査には?」
「まさか。そんなわけありません。今年からアドセンスの審査も難しくなったって評判ですからね」
「なおさらウリモトさんの雑記ブログが通ったというのが信じられません」
「最初は雑記ブログではなく、特化ブログで申請しました」
「そうなんですか?」
「15記事くらいの時に初めて申請してみたんです。最初は即落ちでした。確か3時間くらいでダメ出しのメールが来ました。あまりにも早いので変だなと思ってよくよく調べてみたら、ワードプレスの設定が『記事をインデックスされないようにする』にチェックを入れたままでした」
「それは落ちるわけですね」
「ええ。で、2度目はきちんと設定して申請したのですが、やっぱり結果は同じでした。時間が多くかかったくらいで」
「それで雑記ブログに変更したんですか?」
「いえ、特化ブログの記事を20以上に増やして再申請しました」
「でもダメだったと?」
「いえ、今度は通りました」
「え?通ったんですか?」
「はい。1次審査に通ったんです」
「嬉しかったでしょう」
「そりゃあもちろん。で、そのグーグルからのメールに『広告コードをブログに挿入する』ように書いてあったのでその通りにしたんです。二次審査ですね。ゴールはもうすぐだと思いました。浮かれてましたね」
「でもゴールにはたどり着けなかった…」
「そうです。残念ながら数日後、グーグルからまたしてもダメ出しのメールが来てしまいました。その時の私の落ち込みよう、想像できます?」
「何がダメだったんでしょう?」
「『グーグルのポリシーに準拠していない』と」
「グーグルのポリシー…」
「そう言われても何が悪いのかまるで分からないんです。もう泣きたい気持ちでした」
「ウリモトさんはいつも泣きたいみたいですね」
「…いや、そんなことはないですが」
「それからどうしたんですか?」
「どこをどう直していいか分からないんですからお手上げです。なので、その特化サイトで申請するのはあきらめ、半ばヤケクソで雑記ブログの方で申請してみたんです」
「そしたら通ったと?」
「いえ、落ちました」
「また?」
「…あのね、アフィリエさん。アドセンスの審査は難しいんです。そんな簡単に通るワケないじゃないですか」
「そっか。ちなみに何記事くらいで申請したんですか?」
「このときは17,8記事くらいでした」
「特化ブログの時と同じくらいですね。で、また記事を増やしたと?」
「ええ。今度は20記事以上書きました」
「結果は?」
「それが今度はいつまで待ってもメールが来ないんです。1週間たって問い合わせのメールを送りましたが、これもなしのつぶて。もうダメだと思って…」
「泣きたくなったと」
「…いや、でも、とても落胆しました」
「それで?」
「それである日、何気なくアドセンスの画面を見たらいつのまにか広告コードができているのに気づきました」
「メールじゃなくて?」
「ええ。気がついたら、という感じでした。従来の方式と変わったようにも思えました」
「じゃあ、そこでそのコードを貼ったんですね?」
「はい」
「で、どうでした?」
「しばらくは何の音さたもありませんでした。でもある日――朝、駅で電車を待っているときでした――メールが来ていたんです!」
「合格の?」
「ええ。合格の、です。メールを開いたら『おめでとうございます!』の文字が飛び込んできたんです」
「わあ」
「『お客様のサイトがアドセンスに接続されました』って書いてあったんです。あれは嬉しかったなァ。スマホの画面を何度も見てしまいました」
「そうだったんですか。よかったですね」
「でもなんだかんだで都合1か月半くらいかかりました。一時はもうダメかと思いましたが、あきらめないでよかったです」
「私の知らない間にウリモトさんもそんな経験をしていたんですね」
「たまにはそういうこともあります」
「そうだ。一つ聞きたいことがあるんですけど」
「なんですか?」
「インターネット上に『アドセンスの申請の仕方』を説明したサイトがたくさんあって、その中には『写真を載せていてはいけない』としているものもありますが、そのへんはどうだったんですか?」
「写真は載せまくりでした」
「載せていても平気だったんですね?」
「ええ。全部自分で撮った写真ですが、それは審査には影響しなかったですね」
「アドセンスの審査では写真があっても構わない、ということですね?」
「はい。まったく問題ありません」
「ちょっとまとめてみてもいいですか?」
アドセンスの審査に通ったブログ
・雑記ブログ(身のまわりのモノ・コトのレビューを中心としたブログ)
・1記事あたり約1500字
・全部で20記事超(毎日書いているわけではない。申請後も毎日は書いていなかった)
・写真掲載多数
・リンクはなし
「こんなところですね?」
「ええ。この通りです」

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