「では次です」
2.ターゲットはどんな人か?
「これはどうですか?明確になっていますか?」
「うーん」
「また、うーん、ですか」
「あ、いや、その」
「どうやらターゲットも決まっていないようですね」
「はい…」
「かん吉さんの本に『スープストック・トーキョー』の例が載っていたと思いますが」
「あ、ええ。それは読みました。なんでもものすごく具体的にターゲットとなる人が決まっているみたいですね。年齢から趣味、好みまで」
「ウリモトさんのブログにはそういうのないんですか?」
「うーん」
「だいたい何歳くらいの人に読んでほしいとかは?」
「そうですね…まあ、しいて言えば30代から40代くらいの人でしょうか」
「ウリモトさんより少し若い世代ですね?」
「あ、でも50代前半でも大丈夫です」
「家族構成は?」
「まあ…だいたい奥さんと子供がいて…」
「ウリモトさんと同じくらいということですね?収入のほうはどうでしょう?」
「えー、年収400万から500万くらいかな」
「ウリモトさんはどれくらいですか?」
「私は…いや、それはちょっと…」
「でもこの話の出だしで住宅ローンの支払いに事欠くとお話していましたから裕福ではないですよね?」
「は、はい」
「じゃあ、対象の人たちもあまり裕福じゃない人たちが?」
「まあ、そのほうが共感は得られるかもしれません」
「どんなタイプの人に読んでほしいですか?たとえばほら、学校や会社で中心的な存在の人とか、あるいはその逆の人とか」
「えー、まあ、私が山羊のような人間ですから、そんな人の方がいいかもです」
「ウリモトさん、山羊だったんですか?」
「いや、だからそれは例えばの話です。勘弁してくださいよ、もう」

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